【おっさんの休日】あの味が恋しくて。私が6万のデロンギを妻に交渉した理由【前編】

ゆるスマート

毎日コーヒーを何杯も飲む、大のコーヒー党です。

……ただし、

「コーヒー通」ではありません。

豆の産地? 正直よくわからないです。

浅煎り深煎り? 気にしたこともありません。

というか、

ビールと発泡酒の違いもわからないっす。

まぁいいやん楽しく飲めればなんだって笑

我が家ではずっと、

タンクにインスタントコーヒーの粉を詰めるタイプのマシンで、

毎日コーヒータイムを楽しんでいました。

それで十分満足していたんですよ。

1. 事務所の奥を凝視する不審者

それは、ある車検の日のこと。

今回は時間がなかったので

「即日で終わるプラン」をお願いし、

車検屋さんの事務所で待っていると

「コーヒーどうぞ〜」

と、

事務所のお姉さん。

「あ、どうも〜」

と受け取り、何気なく口に含みます。

(……ん?……なにこれ、めっちゃうまっ!?)

一口で衝撃が走りました。

いつも飲んでいるインスタントのやつもおいしいですが、

なんというか存在している世界線が違う気がしました。

これはいいやつです。絶対。

手続き中も気になって仕方ありません。

あの謎のうまいコーヒーは一体どうやって淹れているんだ。。。

まぁ普通なら

「これおいしいですね~、何のコーヒーですか?」

とお姉さんに聞けばいいんですがっ

なんか恥ずかしくて、なんとなく聞けませんでした(笑)

それでも気になるもんですから、

それとなくあたりを見渡し(笑)

カウンターの奥に一台のコーヒーメーカーっぽいマシンを発見。

遠くから全力で凝視しました。

(ま……ぐ……に……ふぃ……か……?)

目線を限界まで鋭くし、必死に解読した謎の文字を

スマホから相棒(AI)に投げます。

『お、デロンギのマグニフィカシリーズですね!』と即答され、添えられた公式サイトのリンクを速攻でタップしました。

画像を見ます。「おぉ、これだ!!」

で、お値段は——

「うおっ、、、6万……!?」

二度見しました。

全自動コーヒーマシンとはいえ

コーヒーメーカーに6万円!?

しかもこれはエントリーモデル?

上のグレードに至ってはもっとバカでかくて

バカ高い。

もはや高性能なパソコンが買える値段です。

ドン引きした私は衝動買いなどできるはずもなく、

出されたコーヒーをありがたく最後の一滴まで飲み干し、

車を受け取って帰宅したのでした。

2. 12月の決戦と、妻への白状

ですが、

一度知ってしまった「あの味」が頭から離れません。

「デロンギ……マグニフィカ……」

とぼんやり思い出しながら過ごあい、、、

時は12月。

世間はクリスマス、そしてボーナスシーズンです!

(今しかない……! 自分用のクリスマス兼ご褒美として、一発交渉の余地はあるか!?)

もちろん、勝手に衝動買いして

後から値段がバレたらぶっ飛ばされます。

正直に

「6万円超えのコーヒーメーカーを狙っている」

と、妻に告白しました。

「いや、値段的にも設置スペース的にもここが限界なのよ! 上を見たら3倍はするやつもあるし、あの車検屋のコーヒーがおいしかったし……!」

必死のプレゼンの結果。

妻からお許しをいただきました。

3. 「うひょー!」と叫んだ箱のデカさ

数日後、

我が家に巨大なダンボールが届きました。

やっぱり一発6万円の買い物なんでね。

おいそれとできるものではありません。

しかも100%自分の趣味全開の買い物です。

そりゃあ、

ひとりでテンションが上がるというもの(うひょー)

結局のところ、男の子というのは

「デカいマシン」に

テンションが上がる生き物ですよね!

さっそくダンボールを開けキッチンのすみっコへ向かいます。

そこには、

これまで毎日何杯ものコーヒーを淹れ続けてくれた

「先代のインスタントコーヒーマシン」

が鎮座していました。

「今までありがとな!」

心の中で長年の相棒に感謝を告げながらお片付け。

その跡地に鎮座する漆黒の

デロンギ・マグニフィカS

これからはコイツが、最高の1杯を淹れてくれるわけです。

よろしくお願いしまーす!

……しかし、この時の私はまだ知りませんでした。

この「デカいマシン」が我が家にやってきたことで巻き起こる家中を揺るがす轟音と、底なしの豆の沼、そしてカビとの血みどろの戦いが待っていることを……。

(後編へ続く)

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