数日後、我が家に届いたズッシリ重い段ボール。
ついにやってきました、
「チャレンジタッチ」の専用タブレットです。
我が家では、
この手のデジタル機器の設定は100%私の担当。
妻は筋金入りのデジタルアレルギーなので、
Wi-Fiパスワードの謎の羅列をみるだけでじんましんがでます。笑
「まあ、こういう初期設定くらいはチャチャッと終わらせますか」
箱を開け、
娘を隣に座らせて設定開始。
目的は単に使えるようにすることではなく、
「娘が明日から自分一人で電源を入れられるように仕込むこと」
です。
画面の指示に従って、、、と
その作業中、テスト画面を娘と一緒に触っていた私は、
心の中で密かに絶句していました。
「……え、なにこれ。すごない?」
自分の小学生時代。
1文字も書かずにゴミ箱へ叩き込んでいたあの「紙の教材」の記憶が、音を立てて崩れ去っていきます。
昭和〜平成の暗黒記憶を持つおっさんにとって、
これはもはや「未来の道具」でした。
専用ペンで画面に書いた文字が、
スルッとなめらかに認識される。
キャラクターが可愛らしい声で
「すごい!」と褒めてくれる。
でも、
私が一番「は???」と衝撃を受けたのは、そこではありません。
「解いたその瞬間に、丸付けが終わっている」
この事実です。
昔の通信教育なら、
解いた後に親が横について赤ペンで丸付けをするか、
月末にポストへ投函して忘れた頃に添削問題が返ってくるシステムでした。
それがどうでしょう。
チャレンジタッチは、
問題を解いたコンマ数秒後に
「ピンポーン!」
と判定してくれる。
間違えたらその場で
「ここをもう一度考えてみよう!」
と優しくガイドが入るわけです。
「……え、親が赤ペン持って横に張り付かなくていいの……?」
さらには、
問題を解くとポイントが貯まってアバターの服が買えたり、
ミニゲームが解放されたりする始末。
完全に子どもの心をハックしにきています。
知らん間にこんな進化してたんか、
今の通信教育……。
契約の段階で小学校で使う教科書情報(出版社とか)
を登録を促す項目がありました。
ということは、
お勉強の内容は教科書準拠なのでしょう。知らんけど。
初期設定を終え、
娘が「すごーい!パパこれ見て!」
とキャッキャ言いながらペンを走らせる姿を横目で見ながら、
私は腕を組んでつぶやきました。
「……まぁ、第一印象としては……悪くないかもしれん。」
「絶対に続かない」と断言していた父親の手のひらが、カサッと音を立てて裏返った瞬間でした。

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